就任挨拶
平成24年度法曹親和会
事務総長 上田 智司
平成24年度の執行部は藤村幹事長の下、チームワーク良く和気あいあいとした中でスタートを切りました。藤村幹事長の方針は、法曹親和会の三派の垣根を超えて、三派の意思疎通を密にし、法曹親和会の更なる活性化を図るとともに、法曹親和会会員の山岸憲司先生が日弁連会長に就任されていることから、その政策の遂行を支えていくことにあります。
また、幹事長は、若手会員がここ数年急激に増加していることもあり、若手会員との交流を深めるとともに、若手会員の声を会務に反映することにも心を砕いています。
このような幹事長の方針を陰ながら支えることが事務総長の役目と考え、力を尽くさせていただきたいと思っています。
今年度は三派の幹事長が、いずれも事務総長経験者ということもあり、各幹事長から要所要所で的確かつ暖かいアドバイスを頂いていることもあり、現在のところ大過なく役目を果たさせて頂いておりますが、事務総長経験者として的確なサポートや助言を頂く度に経験の重たさを感じています。
法曹親和会は東京弁護士会内で有数の会派であり、東京弁護士会の枢要な委員会に多くの人材を送り込んでおり、理事者にも多くの有為な人材が選出されていることから、色々な場面で法曹親和会の意見が東京弁護士会の意見に反映することも少なくなく、ひいては日弁連の意見へも影響することなども経験しています。その意味では、政策集団としての存在価値も大きなものがあります。
法曹親和会の三派の意思疎通をより一層密なものとし、会員相互の親睦を図るとともに、会員が法曹親和会に所属してよかったと思えるような企画も実行に移しながら、東京弁護士会ひいては日弁連の会務も支えていきたいと考えていますので、法曹親和会の会員の皆様の御支援と御協力を心からお願いし、事務総長就任の御挨拶とさせていただきます。