法曹親和会会員各位
平成29年4月吉日
就任のご挨拶
謹啓 陽春の候、会員の先生方におかれましては、益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
さて、私どもは、本年3月17日の年度末総会におきまして、平成29年度執行部にご選任頂き、4月1日に就任いたしました。
司法制度改革、とりわけ弁護士人口が急増する中で生じた「ひずみ」が指摘されて久しく、弁護士会は、法曹養成制度改革(法科大学院教育と予備試験のあり方等)や、不祥事と会員意識の変化に伴い危うさをはらむ弁護士自治の問題等、多くの困難な政策課題を抱えています。さらに、ダイバーシティの観点からは、弁護士が個性や能力に応じて様々な形で活躍できる弁護士会が求められています。新執行部は、こうした時代に即して、時宜に叶った意見を述べていく所存です。
かたや、今や会員数が1800人を超えた法曹親和会内に目を向けても、会員一人一人の活動の姿は様々です。充実した研修や親睦の場を通じ、会員が一体感を保ち続けられるよう努めて参ります。そのため、親和全期会との連携もさらに密にしていきます。私どもは、会員一人一人が様々な場面でいきいきと活躍し、法曹親和会もそうした会員に支えられていきいきと活動を続けていくことを目指します。
本年は、法曹親和会創立70周年の記念すべき年に当たります。先輩が営々と築き上げてきた法曹親和会の歴史と伝統を振り返りつつ、法曹親和会の将来を展望して活動していきたいと思います。11月21日には70周年記念式典・祝賀会が予定されていますが、法曹親和会が一丸となってこの記念行事を成功させたいと思います。
新執行部一同、1年間全力を尽くして参りますので、会員の先生方におかれましては、何卒宜しくご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
謹白
平成29年度法曹親和会執行部
小杉公一
竹内義則
石黒清子
藤田浩司
中島龍生
岸本史子
後藤健夫
田中純一郎
天野 仁
髙田康章
山下洋美
大沼竜也