2023（令和5）年4月吉日

法曹親和会会員　各位

就任のご挨拶

謹啓　葉桜へと移り変わる今日この頃、吹く風が清々しく感じられる季節となりました。

法曹親和会の会員の先生方におかれては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。

私たちは、本年3月17日の法曹親和会年度末総会におきまして2023（令和5）年度執行部にご選任戴きました。

法曹親和会は、1948（昭和23）年2月に創立され、その前年に施行された日本国憲法とともに、「新憲法の精神に則り」（法曹親和会綱領第1条）歴史を重ねております。創立時の執行部（初代幹事長三根谷実蔵先生、事務総長工藤精二先生からかぞえ、私たちは76代目の執行部となります。

東京弁護士会において、会派は重要な役割を果たしており、近時、東弁執行部が会派に対して行う意見照会は年間40件を超えています。東弁は、会派が主催する講演会を後援したり、東弁会員サイトで会派活動の紹介をするなど、会派を公的な存在と位置づけており、東弁執行部と会派が両輪となって、弁護士会を支える時代になっております。

そして、遠藤常二郎幹事長率いる前年度執行部は、コロナ禍で中断していた箱根湯本での夏期合宿のリアル開催を実現され、またPTを刷新し始動されるなど、精力的に活動されました。ここに心から感謝の意を表します。

1850名を超える法曹親和会の皆様が、世代を超えて、さらには会、会派を超えて親睦、交流をはかり、充実した弁護士活動ができるよう、私たち執行部は、引き続き親和全期会と協力しながら、法曹親和会の充実発展に寄与すべく執行部の役割を全うする決意であります。私たち執行部に対して、格段のご指導、ご支援を賜りますようお願い申し上げます。

謹白

2023（令和5）年度法曹親和会執行部