2020年(令和2年)4月吉日
法曹親和会会員 各位
就任のご挨拶
謹啓 陽春の候、会員の先生方におかれましては、益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
さて、私たちは、本年3月12日の法曹親和会年度末総会におきまして、令和2年度執行部にご選任戴き、4月1日から活動を始めました。
現在、弁護士会は、国際化社会に即した民事裁判手続のIT化、知財司法、ODRなどの民事司法改革、弁護士職域に影響する業際問題・非弁問題などに対応しつつ、法科大学院・司法試験の法曹養成制度の改革、貸与制世代の修習費用問題、新規登録会員の就業環境問題なども検討するとともに、今後本格化する憲法改正問題、死刑制度廃止問題及び東京弁護士会の財政改革などにも取組むなど、多方面での活動が求められております。
法曹親和会としては、政策団体として、これらの課題を適切に判断し、行動する必要がありますが、令和2年度は、東京弁護士会・冨田秀実会長と日本弁護士連合会・渕上玲子事務総長が同時に就任された年であり、両会員を支えるべく、時宜にかなった提言と活動をしたいと考えております。
また、法曹親和会においては、三会派の一層の結束と親和全期会との連携を図り、1800名を超える会員のために、研修の充実、適材適所の人事推薦、親睦機会の提供を図り、また、組織強化を推進して、弁護士会における会派の役割を発揮する所存であります。
新型コロナウイルス感染の拡がりにより、落ち着かぬ年度始めとなりましたが、私たち執行部は、諸先輩方が築き上げられてきた歴史と伝統を守り、法曹親和会の発展のために、この1年間、会運営に邁進する決意でありますので、会員の先生方におかれましては、ご指導とご協力を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
敬具
令和2年度法曹親和会執行部
山中 尚邦
副幹事長(事務総長)
兼川 真紀
副幹事長
石原 俊也 佐々木広行 山本 昌平
冨永 忠祐 中島 龍生 河井 匡秀
市川 充 縣 俊介 遠藤 賢治
事務次長
道本 周作 菊地 真治 二宮麻里子
常任幹事
柿沼 彰 中嶋 翼 林 正和 梶ヶ谷 静
越川 祐介 山本 和広 長瀬恵利子 小針 一浩
田村 裕樹 福島 正洋 千葉 陽平 塚本 七瀬
親和全期会代表幹事
大塚 康貴